山県市椎倉に来てくんせえ!     

防災士とは             [ 山県市総合ボランティアサポートセンターへ]


「防災士」はどのように生まれたか?
 大きな災害の場合、国や地方公共団体の救助・救援がすぐには期待できず、地域の総合的な力で災害に備える必要がある。阪神・淡路大震災を教訓として、「人」という資源を活用して社会全体の防災力を高めるために防災士制度が生まれた。

防災士はどのような場面で活躍するのか?
 一般に災害被害の軽減は「自助、共助、公助」の効率的な組み合わせで実現されると言われる。「防災士」は、基本的には、自助、共助の場面で活動することとなる。一般的に自助:共助:公助の比率は7:2:1と言われる。

防災士に期待される役割とは?
 次のような役割があります。「地域・社会の防災リーダー」、「ネットワークのつなぎ役」、「組織的活動の必要性」、「企業・行政における活動」「想像力を鍛える」

防災士になるには?
 防災リーダー養成講座を終了し、日本防災士機構(特定非営利活動法人)の「防災士試験」に合格し、「防災士認証登録」され、「認証状」・「防災士証」が発行された者が防災士となる。。

≪日本防災士教本から≫
(資格取得の流れを次に表示しています。)

「自分の命は自分で守る」これが防災の基本です。多くの方が学んでいただき災害等に

備えていただきたいと思います。




        *岐阜県の資格取得までの流れ (令和6年度)*

清流の国ぎふ防災リーダー養成講座の開催について
    岐阜県防災士取得(岐阜大学)

山県市防災士取得助成事業<広報山県:May2024、Vol253から>
  
助成金対象経費

   資格を取得するに要した費用。

  
助 成 金
   
 対象経費の2分の1相当額(千円未満切り捨て) ※3万円を限度、

  対 象 者
     山県市内に在住し、新たに防災士資格を取得した人に支給される。
   ※ 山県市役所総務課防災対策室 電話0581-32-9100 ※

 山県市のHP(助成金の申請に関して)
   
https://www.city.yamagata.gifu.jp/site/bousai/1084.html


*資格取得までの流れ と費用(一般)*
<私の受講時の流れですので、現在は変更されている可能性があります。詳細は確認してください。)

資格取得の流れ

 ・まずは日本防災士機構に申し込みと費用の振り込みをします。

 ・講座/試験日の1月くらい前に資料が送られてきます。

 <資料の中身は、防災士教本、教本の要約と模擬試験問題集、レポートとレポート回答集その他です。>

 ・この資料が届いたら教本を読んで勉強を始めます。

 ・講座開催までに、消防署などで救急救命講習を受けて、認定証を貰っておきます。救急救命講習は受講するだけで認定証がもらえます。

 ・研修講座を受講して試験を受けます。

 ・10日くらい後、合否通知が郵便で届きます。

 ・防災士認証登録申請をします。

 ・防災士機構は毎月末まで申請を受け付け、翌月処理し、その月末に認証状を自宅にゆうメールで送付されるようです。)

  資格取得費用


 日本防災士機構に、受講料(52,920円)+資格取得試験料(3千円)+試験合格後の資格認証登録料(5千円)=60,920円。

 さらに+振込手数料(数百円)+証明写真(千円)+交通費


*資格取得に役立つ情報*

 認定の条件

 ・防災士資格取得試験をパスすること。

 ・研修講座を受講すること。

 ・救急救命講習を受けていること。

 ・事前に配布されたレポートを提出していること。(レポートは穴埋め式。1項目200文字程度。答えは教本に書いてあるので、探して記入しますが教本の「学習のポイント」がヒントになります。31項目中11項目がレポート記入でした。)

 試験内容と平均点

 ・試験は3択式で30問出題されます。70点(80点に変更)以上は合格。すなわち、21問(24問に変更)正解、9問(6問)間違いまでは合格です。

 ・合格率は平成26年度が94.3%、平成27年度97%と本屋さんで見た、(現91%とのこと)試験一覧(A3版本)に書かれていたと思います。

 ・問題は教本に書かれた内容(文章)から出題されます。応用問題とか、いじわる問題はありません。普通にしっかり勉強すれば90点くらいはとれると思います。

 ・過去の試験問題は公表されていません。次のサイト(防災情報新聞<無料>)に模擬試験が公表されています。

http://www.bosaijoho.jp/bosaisi/try/item_2590.html 

 ・配布される「防災士お試しテスト」は必ず行ってください。解答用紙の書き方にも慣れてください。

 ・試験開始から15分後位から、解答用紙、問題(返却)、合否の返信封書(宛先自分で記入)を提出して退場する人が続きますが、最後まで頑張る人がどの会場も3〜4名居られます。

 試験勉強

 ・教本が340ページほどあり、31講に分かれています。教本の配布から試験まで40日くらいなので、すぐ毎日勉強すれば、1日1講づつ、10ページ平均読めば終わる計算になります。

 ・教本は読書に1ページ3分要するとすると、1000分すなわち20時間は最低必要です。 アンダーラインを引くなど強調すると、さらに時間が必要になります。

 ・レポート記入も大変時間を必要とします。1講に1時間という人もいます。

 ・4日間の講座を聞いても試験で点はとれません。講座は試験勉強でなく、実際の災害対応の講座で、楽しいですが、試験とは関係がないです。

 ・「事前に勉強しなくても、講座を聞けば大丈夫」と思って勉強しないと、とんでもないです。気をつけましょう。

 ・「防災士試験対策30問+」(教本の要約集<A4版2枚>)を受け取ったら、ボイスレコーダー等に読み上げて録音し、持ち歩いて聞くとか、CDなどに焼き付けたり、スマホにダウンロードしたりして、通勤途中、車の運転中、作業中など耳から勉強すると大変効果が出ます。

 試験当日持参するもの

 ・もちろん試験があるので、筆記用具は必ず持ってゆきましょう。回答欄に記入するために鉛筆と消しゴムが必要です。

 ・合否通知の封筒の宛名も自分で書きます。ボールペンを準備しておくとよいでしょう。

 ・レポートを事前に出してもよいですが、最後まで何が起きるかわからないので、試験日に持参する人が多いです。

 噂話

 ・試験の合格者の平均点は、29問正解だそうです。

 ・試験問題は過去問が7割、文章修正が2割、新しい問題が1割の情報もあります。

 ・試験問題は100問準備され、年度ごとに30問使用されるとの話も・・・。

 ・試験問題は大学の教授が作成されるらしいって。

 ・試験の採点は日本防災士機構の方がされる。講座の中で@、A、Bの回答はNGなると聞いたとき、機械読みで採点されるかと思ったよ。

 ・レポートは、日本防災士機構にはいかないんだって。

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模擬試験サイト:http://www.bosaijoho.jp/bosaisi/try/item_2590.html