ルギア、発見な・ら・ず☆


・・・・・・・と、いうのはなかなかに残念だった訳だけどー。(いやいや本心ですよマダム?/←誰だマダムって)
まぁ結局、彼だか彼女だかには本筋(もちろん、ポケスペね)に関わっていけば確っっっっっ実に!会えるしね。
いやまぁ最短でえーっと四天王事件のラストだからー・・・・・3年ぐらいだっけ?かかるけど。

楽しみは後に取っておくとして。
それはそうと、最近、ふと疑問に思う事がある。


そう―――――それ即ち、


   バ●ァリンの原材料は優しさか否か(かなりの勢いでどうでもいい)





              【 腐レ外道抹殺街道!必殺☆仕事人!? 】





広い、岩と土で構成された空間。
おそらく、外から運び込むか・・・・・・・もしくは、床素材を敷き詰めないままにしたのだろう。
一般に“バトルフィールド”として使われる場所は、外とそう変わらなくて。

違うのは――――其処に存在する岩が無秩序に見える規則性で、そこかしこに配置されている事。

光は、大きな採光用の窓から差し込んでくる其れだけ。
一応ライトはあるものの使用されてはおらず、更に言うなら、彼女はスイッチの場所を知らなかった。
生活の空気も、活気も感じられない―――――そんな、かつて学生やってた頃に使った体育館の2・3倍はありそうな建物の中。

「・・・・・・・・・・なんだろーねぇ。新手の嫌がらせ?」

ばっとるーばっとるーばっとるーるー♪と妙なフシ付けて唄いながら扉を蹴破ったは、頭上に?マークでも浮かんでそうな表情で首を傾げる。
うずまき島での宣言通り(前回参照)、アサギジムのジムリーダー・ミカンに勝負を申し込みに来たのだが――――


・・・・・・・だーっれもっっ!いませんでしたv(爆)


がらんとした、まったく人の気配の感じられないジム。
このジムの主であるミカンが、ジムトレーナーを置かない事も理由の一つだろうが。
地面を露出した床はきちんとならされているものの、草が茂り初めている。
それはつまり、手入れする人間が不在である事―――もしくは、手入れできない程に忙しい状況にある事を示していた。

「せっかくお墓参りに来たのにNev

『それを言うならお礼参りだ』

二度言わすな、と憮然とした調子で律儀に突っ込む白夜。
それを軽くスルーして、あごに手を当てて首を傾げた。
うに〜ふぬ〜と妙な効果音(もとい呻き声)をを上げる彼女の後ろで、蹴破られた扉がギィギィと軋んだ音を立てている。

「うーん・・・・・・・・・・」


ポク、ポク、ポク、チーン♪


「っっはっ!そうか、ストライキか!!

『そりゃまた何で?』

●休さん(←微妙に伏せ字になってない)効果音の後、ポン、と手を打って自信ありげに――――それはもう、真相に謎解きの前にたどり着いた推理小説マニアのような表情で――――言い切るに、天空がしごくもっともな事を問う。

「何でって・・・・・・ジムリーダーの給料、安いんだよ?

うんうん、と自分で出した結論に自分で納得して頷く
だってマチスとかカツラさんとかバイト(もしくは副業)してたし。

絶対安いんだよあれは!
バイトしてない人もいるけど、たいがい金持ちだしそいつ等!!(おのれ貧乏人の敵め!/←ヒガミ&偏見含)

力一杯こぶしを握りしめる主人に、ぱちくりする紫苑。

『そうなんですか?』

「うん」

いやまぁ確証無いけど!(笑)

『まぁ、そんなどうでもいい事は置いておくとしても・・・・・・』

「ヒドッッ!」

如何にも興味無しといった様子で、話題に区切りをつける氷月。
大げさに傷付いた! とよろける

「ひどいぞ氷月!それなりに真面目に考えたのに!あんま酷いと泣き崩れるよ!?

『そうですか、お気のすむまでどうぞ

私がそんな事で動揺するはずが無いでしょう?とにこやかにきっぱりはっきり言い切る。
うわー放置宣言されちゃったよあたし。

『トレーナーが居ないのでは、ジム戦ができない・・・な』

白夜が、ぽつりとそう呟く。
それに、氷月はクスクスと―――――ひどく愉しそうに笑って。

『ええ。せっかく来たからには徹底的に、それこそ完膚無きまでに叩きのめし赦しを請うて這いつくばるまで痛めつけ、バッジの一つや二つ奪わないと無駄骨以外の何物でもありませんし

爽やかに丁寧な口調で言い切られた台詞は、穏便の二文字からはひたすら縁遠かった。
え、ちょっと氷月さーん?それ何かやりすぎってゆーか。
しかしがそう口にするより先に、白夜があっさりと、

『それは言えるな』

 同 意 し ち ゃ っ た ! ?

『でしょう?折角ですし、楽しませて頂きたいですね・・・存分に』

にこやか丁寧に毒を吐く氷月――――ナナミさん達が威圧感と恐怖をともなう黒さなら、こちらは毒舌系後味すっきりブラック(こっちは割と平気)だろう――――と、サラリと何でもない世間話のようなノリで流す白夜。
ちょっとそこ、それは普通にすべき会話か?

あんまり問題視してないクセに一応突っ込む(しかし心の中)律儀な
まぁ、ここまで来て帰るのもアレだからいいけど。つーかあたしの意見はヌキっすかお二方。

『少しは手加減してやれよ?』

『これからの手間次第、ですね』


・・・・・・・・・早めに見つけないと、ミカンの持ちポケの身が危ない(汗)

そんな確信が、心の中を横切った。
さすがにスプラッタシーンはご遠慮願いたいでス。(年齢制限入っちゃうよ!/汗)



 ■   □   ■   □



「ああ、ミカンちゃん?あの子なら灯台にいるよ」

聞き込んでみるまでも無く、ミカンの居場所は至極あっさりと突き止められた。
帽子は取ってない怪しさ爆発☆ルックな訳だけどー・・・・・・・まあ、オバサマ連中ってすっごい世間話好きだしね。
最初は警戒していても、世間話に乗ればアッサリ知りたい情報教えてくれるのは昔っからだ。
もう片方のフレンドリイショップの店員がこっちを「長話してんじゃねぇぞコルァ!」と、いった目で睨んでいるのは無視の方向で。

ま、何とかこれで大量虐殺は回避できると(安堵)

「灯台に?」

居場所をおうむ返しに聞いて、はてなと首を傾げる。

・・・・・・・・・・・・・・何で灯台にいるんだろ?

うーん・・・・・・あ、何か灯台にあった気がしなくも、ない、かなぁー。(曖昧)
ってかこの展開、なんか覚えがあるよーな・・・・・・・?

しかしがその内容を思い出す前に、そのおばちゃんが口を開く。

「灯台で灯りをともしているポケモンが、病気になってね。ミカンちゃんは、その看病をしているんだよ」

「ああ、成る程」

思いだした思い出した!
たしかゲームでもあったよこのイベント!

んでミカンに頼まれて、薬もらいにタンバに行くんだっけ。

しかし実のところ、今回はタンバに戻る必要はない。
何故なら、何かあった時のためにと、例の強力風邪薬を(色仕掛けで)GETしておいたからだ。





何気に手回しのいい女である(ホントにな)



「しかし、今日は挑戦者が多いね。お嬢ちゃんでもう四人目だよ」

「へー・・・・・・・どんな人が来たんですか?」

好奇心のままに、他の挑戦者の風体を問う。
場所的にありそうなのは船乗りもしくは海パン野郎か?
その問いかけに天井を見上げ、う〜んと唸るフレンドリイショップのおばさん。
若い方はと言えば、すでに諦めた様子で他の客をさばいている。

「その三人は一緒に来てね、『ジムリーダーは何処だ!?』って聞いてきたんだよ。な〜んかガラの悪い連中でね・・・・・・・あんなのがトレーナーだと思うと、世も末って気がするよ。
それよりね、ミカンちゃんはポケモンを一生懸命看病する様な心の優しい良い子だなんだよ〜」

まるで我が事であるかの如く誇らしげな表情で語り始めたおばさん。
うわ話逸れた上長くなりそうっっ!(汗)

「あーご親切にありがとうございました急ぐのでこれで失礼しますさようならーっっっ!」

一気にそうまくし立てると、くるっと方向転換してショップを出る。
店員の片方が「ありがとうございましたー」と、気合いの無い文句を口にした。


『ご主人さま・・・・・・・いいんですか?あの人まだ何か言いたげですけど』

「気にしちゃダメだぞ紫苑!」


用件聞きだしゃ用済みよ!(酷)



 ■   □   ■   □



現在位置:アサギの灯台(別名は輝きの灯台)

多少複雑に迷路化している灯台内を一気に駆け抜けて(途中のトレーナーは瞬・殺☆)とうとう来ました頂上付近!
いやー、意外とできるモンだな全力疾走!(笑)
風通しの良い、石造りの灯台が珍しいの半分・ミカンとのバトルに対する期待も半分ってトコでハイになったかな。
ふぅ、と息を整えて、軽く頬を叩いて気合いを入れる。

「よっし、薬渡してバトルで終わり・・・・・・・・・・っって、ん?」

ガッツポーズを取って階段に足をかければ、上から聞こえる怒鳴り声。
自然、眉間にしわが寄った。

声の勢いからして――――どうも、何か言い争っているらしい。

「・・・・・・・そーいや、あたしの前にも三人来たって言ってたっけ」

そいつらか?

その場で考えていてもしょうがないので、そーっと上の階をのぞきつつ聞き耳を立てる。
近くでさっき一撃KO負けした船乗り(ムキムキ)が乙女座りでイジけてるけど、それは無・視v

『行かねーのか?』

「何で争ってるかも分かんないのに、行ってもしょーがないじゃんよ」

こっそり上をのぞき込むに、その足下で問う天空。
それに、視線を向けずに応えて手を耳に添える。
斜め上で浮いてる紫苑も、主人に倣ってか、そーっと耳(?)を傾けて。
さてさて、なーんで騒いでるかなー?




「・・・・・・・・・・・・からバッジ渡せッッつってんだよ!」

「イヤです!誰があなた達みたいな人にっっ」




・・・・・・・およ?

『・・・・・・・・・なんかヤバ気じゃね?よくわかんねーけど』

「だいじょーぶ。見てもヤバ気だ」

とりあえず、目の前の光景をまとめると――――――


1.ミカン+アカリちゃん(ポケモン)の周りにガラの悪い連中が三人。
  フレンドリイショップの店員に、ミカンの居場所を聞いていた連中と思われる。

2.さっきの会話から推測するに、バッジが欲しくてからんでいるらしい。

3.そいつらのと思われるポケモンsも外に出ている。



問:以上より推測できる事をまとめよ。


答:バトルを断られたから、バッジだけでも力ずくで奪う気と思われる。





『おいどーするよ・・・・・・・・・・・・・・?』

「…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

無言。

ひたすら無言。

しかしそのままで、はゆらりっと立ち上がって最上階へと足をかける。
慌ててぴょこぴょことついて行く天空。
ふよふよと、同じく後を追う紫苑。
第三者の登場に、しかし言い争うミカン+α(×3)は気付いた様子は無く。

にこやかに―――――それこそ、邪悪とかそんな感じの笑顔で。

そんな主に何だかイヤな予感を感じつつ、しかし場を離れない天空。
選手無駄にイイ笑顔だー!ってか怖い!!!


『ご主人さま?』

紫苑も不思議そうだ!(きゃわゆいーv/←お前はキモい
選手、無言で天空選手をがっしりと掴んだ!いったい何をする気なのか!?

ああっ何故か白夜選手、あわれむよーな眼差しを送っております!

氷月選手!めっさ楽しそうです!!




「秘技――――――」




おーっと選手大きく(天空を)振りかぶって―――――――――








「天・誅・殺・球っっっ!!!!」



投げた――――――っ!



いやむしろ転がしたぁあーっ!!




ゴドスゥゥっっ!!!!



ぐはぁぁっ!

「「兄貴―――――――っっ!!!」」


重苦しい、鈍器で何か固いモノを力一杯ドツき倒した時の音。
次いで、悲痛な男の叫び声が二つほど響き渡った。

選手、ナイスな投げっぷりです!
まさしく見事の一言に尽きます、狙い定めてストライク☆です!!
思いっきり直撃コース、ちなみに天空の体重は118.5kgっ!(あくまで標準目安)



普通無理です(爆)

・・・・・・・ってゆーか、相手死んだんじゃ?



以上、中継は作者よりアサギの灯台最上階からお送り致しました(笑)




「てめぇ、よくも兄貴をっ!」

「覚悟はできてんだろなぁこのアマ!」

きっ!とこちらを凶悪な目つきで睨むヤンキーAとヤンキーB(仮)。
しかしは、それをふんっと鼻であしらって。

「やっかましいわっ!
か弱い乙女と弱ったポケモンをバッジ欲しさに、あまつさえ多人数で襲うその所行!

たとえ天と地と四天王が許そうと、このあたしが許さないっっ!!


びしいっっ!と音の出そうな勢いで、ガラの悪い三人を指し示す。
約一名白目むいて悶絶しているが。
と、言うか、仮にも[ 鉄壁ガード ]の異名を持つジムリーダーつかまえて「か弱い」はどうだろう。

ちなみに道具扱いされた天空はと言うと―――――――





『・・・・・・・・・・・・オレっていったい・・・・』


部屋の隅で落ち込んでいたりした。






未だ悶絶する約一名とすみっこで短い前脚でのの字書きつついぢける一匹、そして唖然としながらも、デンリュウのアカリちゃんを抱きしめて成り行きを見守るミカンを置き去りにして、だんだんとヒートアップしていく口論。
とは言っても、形勢はの方が圧倒的に有利である。


「ああっ!?こンのアマっおとなしくしてりゃつけあがりやがって・・・・っっ!」

「はっっ!(嘲笑)いつ誰がおとなしくしてたってのよあんた等一秒前の事も覚えてないワケ?
脳ミソ腐ってんじゃない!?あーそうか使ってないだけか!」

「うっせ――――っっ!(怒)行けっビリリダマ!コイル!」

「ナメくさりやがって・・・・思い知らせてやるぜ!お前等も行けドガース!ベトベター!」

口では勝てないと悟ったのか、はたまた単にキレたのか。
何にせよ、迫り来るヤンキーs(仮称)のポケモン達に、しかしは余裕の態度で。

ニヤリ、と口の端を歪めてみせる。

「たかだかモブ(にぎやかし・脇役の意)の分際であたしに勝とうなんざ五京年早いってーの。紫苑!」

『はい、ご主人さま』

主人の言葉に、優雅に進み出る紫苑。
そんな彼女に余裕の表情で、大窓の一つを示す。


「お帰りは、あちらだ」






数秒後。

灯台のすぐ外で、盛大に水柱が上がった。



 ■   □   ■   □



「はい、これでしばらく休めば良くなるハズだよ」

ド○えもん調に取り出した強力風邪薬を飲ませれば、アカリちゃんの顔色(?)がみるみる良くなって。
いやー、ホントに“強力”の二文字に偽りナシだな。
アカリちゃんを絨毯の上にひいた布に横たえ、そっと毛布をかけるミカン。

「何から何まで・・・・本当に、ありがとうございました」

そう言って向き直り、深々と頭を下げる彼女の表情には、ありありと安堵の色が見えた。
ちょっとやつれた感があるが、それはきっと、寝る間も惜しんで看病していた証で。

うん。ほんっとーにいい子だこの子。

ちょっとくすぐったいような恥ずかしいような、そんな気分を感じながらも、ぱたぱたと手を振る。
あたしはちょっと、彼女の手助けをしただけだ。

「いーって、お礼なんて。あたしとしても、この子に治ってもらわないとジム戦できないわけだし」

「あ、それなら・・・・どうぞ」

ごそごそとポケットをあさり、そこから出した小さなバッジを差し出すミカン。
見れば、それは―――――光を反射し、鈍く輝くジムバッジ。

「・・・・・・・・いいの?あたし、戦ってないんだけど」

戸惑いがちにバッジを指す。
これは、ジムリーダーに勝った者にのみ渡される、強者の証だ。

おつかいのお礼に渡していいのかジムバッジ。

不審顔の
納得がいってなさそうな彼女に、しかしミカンは笑顔で頷く。

「はい。アカリちゃんを助けてもらいましたし、それに――――――」

「それに?」


先をうながすと、ミカンは笑顔を苦笑に変えて。


「さっきのバトルを見た限りでは―――――私は、あなたの足元にも及ばないでしょうから」

「・・・・・・・・そーかなぁ?」

あの激弱な連中とのバトルで、判断するのもどうかと思うが。
まぁ、彼女も仮にもジムリーダー。
本人がそう言うのなら、たぶんきっとその発言は正しい・・・・・・・ん、だろう。多分。

「ええ。だから、これはあなたに」

「んじゃ――――――お言葉に甘えて」

そう言って、ミカンの手からバッジを拾い上げる。
受け取ったそのバッジは、見た目の冷たそうな印象に反して、ほのかに温かかった。




聞けばミカンは、アカリちゃんが全快するまでは灯台にいるとの事。
この調子なら数日もかからず良くなるだろう、という言葉に頷いて、うーんと身体を伸ばす。

「さーて、行きますか。・・・・・・・って、天空?」

紫苑をボールに戻し、見れば―――――未だ隅っこでいぢける天空の姿が。
何やら、キノコでも生えそうな勢いの落ち込みっぷりに、自然、苦笑いが浮かぶ。

「おーい、天空ー」

『・・・・・・・・・・・・何だよ』

明らかにヘソを曲げているのが自ずと分かる声である。
あらま、スネちったよ。
すぐ立ち直るかなーとか思ったんだけどなぁ、基本的に頑丈だしそれに単純だし(←をい)

「投げてゴメン。おわびに次の街で、甘いモノいっぱい食べさせたげる」

その言葉に、いままで背負っていた重い空気が一気に消えて。

『ホントか!?』

ものっすごい嬉しそうな、キラキラした目でこちらを見上げる天空。
うーん、単純+分かり易い奴め。

「ホント、だよ」

やったー!と大喜びで飛び跳ねる天空を、ボールに戻す。
氷月が『扱いが簡単でいいすね』とか言っていたけど、それにはあえてノーコメントの方向で。








「いつかまた、遊びに来て下さいね」

「ま、気が向いたらね」

笑顔で見送るミカンに、別れを告げ。
あたしは、この港町・アサギシティを後にした。






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バファ●ンの半分は優しさでできているそうです。それって薬としてどうよ(CMネタに突っ込んでどうする)
ちなみに「京」は兆の上の数値の単位。