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名言・ことわざ・雑文・エトセトラ全集（28） |
◎(1)世の中で一番、楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことです。
(2)世の中で一番、みじめなことは、人間として教養のないことです。
(3)世の中で一番、寂しいことは、する仕事のないことです。
(4)世の中で一番、醜いことは、他人の生活をうらやむことです。
(5)世の中で一番、偉いことは、人のために奉仕し、決して恩にきせないことです。
(6)世の中で一番、美しいことは、すべてのものに愛情を持つことです。
(7)世の中で一番、悲しいことは、嘘をつくことです。
・・・福沢諭吉
◎明日は何とかなる、と思うのは馬鹿者だ｡今日でさえ遅すぎる｡昨日のうちにすませてしまっているのが賢者
だ・・・クーリー
◎足音で 二（ふた）つに分（わか）かる 影法師・・・川柳
◎わたしたちは舌で、父である神を賛美し、また、舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。同じ口から
賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たち、このようなことがあってはなりません・・・ヤコブの手紙より
◎世の中よ、道こそなけれ、思ひ入る、山の奥にも、鹿ぞ鳴くなる（ああ世の中よ。そこから逃れる道はないの
だ。思いつめた末入った山の奥にも、鹿が悲しげに鳴いている）・・・皇太后宮大夫俊成
◎何かをさせようと思ったらいちばん忙しいヤツにやらせろ。それが事を的確にすませる方法だ・・・ナポレオン
◎世の中に、人の来るこそ、うれしけれ、とはいふものの、お前ではなし・・・内田百閒
◎まずは目と それから手と手 口と口・・・川柳
◎馬子唄（まごうた）に 二人ふれふす 麦の中・・・川柳
◎酒の十徳・・・養生訓より
（1）礼を正し（2）労をいとい（3）憂いを忘れ（4）鬱（うつ）を開き（5）気をめぐらし（6）病をさけ（7）毒を消し（8）人
と親しみ（9）縁を結び（10）人寿(じんじゅ)を延（の）ぶ
◎人に接する時は、暖かい春の心｡仕事をする時は、燃える夏の心｡考える時は､澄んだ秋の心｡自分に向か
う時は、厳しい冬の心 ・・・鮫島輝明
◎四季には決まった順序がある。しかし、人の死ぬ時期は順序を待たない。死は必ずしも前からやってくるとは
限らず、あらかじめ背後に迫っている。人は皆、死があることを知りながら、それほど急であるとは思ってい
ない、しかし、死は思いがけずにやってくる。・・・吉田兼好（徒然草）
◎老年の最大の報酬は精神の自由だ・・・サモセット・モーム
◎ご覧なさい。どんな小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたち
の体の器官の一つで、全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます・・・ヤ
コブの手紙より
◎あらゆる種類の獣や鳥、また這（は）うものや海の生き物は、人間によって制御されていますし、これまでも制
御されてきました。しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、死をもたらす毒
に満ちています・・・ヤコブの手紙より
◎偉大なる数学者ユークリッドは、幾何学の勉強に音をあげたエジプトの王プトレマイオス一世に「幾何学を学
ぶ近道はないか」と聞かれて、「幾何学に王道なし」と答えたという。
◎偉大なる数学者ユークリッドはある青年に「幾何学を勉強したらどんな得がありますか」と間われて、ユークリ
ッドは召し使いに「この青年にお金をあげなさい。勉強すると儲かると思っているらしい。そんな人はもう勉強
のためにここに来なくてもいいから」と答えたという。
◎誰しも老いるのはいやだが、それは長生きをするための唯一の道なのだ・・・アナトール・フランス
◎女たちにとっての地獄は老いである・・・ラ・ロシュフーコー