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名言・ことわざ・雑文・エトセトラ全集(25)

◎食は毒なり、肉食・菜食にかかわらず、命(いのち)を食する悪食なり。
食は毒なり、粗食・飽食にかかわらず、寿(とし)を損(そこ)なう悪食なり。
食は毒なり、美食・暴食にかかわらず、血肉となって因縁を残す。
食は毒なり、感謝なければすべて毒、感謝・感謝で毒を消す。・・・仏教本より

◎子が出来て 川の字形(なり)に 寝る夫婦 ・・・川柳

◎人は「まさか!」という坂をなかなか越えられません。でも、そんな時には自分の足元の「おかげ」という影を
追っていくんです。そうすると「まさか」が越えられます・・・仏教本より

◎「己(おのれ)の欲(ほっ)せざる所は、人に施(ほどこ)すこと勿(な)かれ」・・・子貢「たったひと言で言えて、しか
も死ぬまで実践できるような不変の法則はあるのでしょうか」孔子「まあ、思いやりだろうね。自分がされたく
ないことを他人にするな、ということだ」・・・孔子

◎ある発明家が、作品をつくって全国大会に出品した。ところが、あまりに真剣に熱中していたので、締切の2
週間前に、ようやく作品が完成した。そこで彼は、遊び感覚で、もうひとつ作品をつくった。それから間もなく、
全国の2位になったというハガキが届き、表彰式に駆けつけたが、2位だったのは遊びの作品の方であった
・・・ある本より

◎失敗が1万回を超えたとき、友人がエジソンに尋ねたという。「1万回も失敗したのに、まだ続けるのか?」エ
ジソンは不思議そうな顔で言い返した。「俺は失敗なんかしてないよ。1万回もうまく行かない方法を見つけた
んだ」

◎卑梁(ひりょう)の桑(くわ)・・・楚の国境の村・鐘離(しょうり)と呉の国境の村・卑梁が共同でカイコを飼ってい
たが、双方の女が桑をめぐって喧嘩をした。楚の王はこれを聞いて激怒し、軍隊をくりだしたので、両国は戦
争になった。戦争は些細な理由でも始まるのである。

◎大きすぎる悪は罰せられない・・・荘子

◎(笑い話を一つ)
ある金持ちが、大工さんに「二階建ての家を作れ」と命じた。大工は心得て土台を築き一階を建てはじめる。
すると、金持ちは怒って言った「一階は不要だ、早く二階を作れ、二階を!」

◎史上最高の発明家トーマス・エジソンは、しばしば同じ質問を繰り返された。「あなたは一体どうして、史上最
高の発明家になれたのですか?」エジソンの答えはいつも決まっていた。「それは私が学校に行かなかった
からです」(ハンディキャップ、コンプレックスから逃避することなく、正面から向き合ってこれらを克服した)

◎私は父である。そして父である体験から明らかにいおう。私は子供に感謝すべきものを持ってこそおれ、子
供から感謝さるべき何者をも持っていない。私が子供に対して払った犠牲らしく見えるものは、子供の愛によ
って酬われてなお余りがある・・・有島武郎「惜しみなく愛は奪う」より

◎人から批判されることを恐れてはならない。それは成長の肥やしとなる・・・エジソン

◎豚が太っているかどうかを見るには肉のついたところよりも肉のついていない足を見ればいい・・・ある本より

◎「鯤(コン)と鵬(ホウ)」
中国では、大きなもののたとえとしては鯤(コン=創造上の大魚)と鵬(ホウ/おおとり= 想像上の鳥)が有名
である。
鯤は頭から尾まで何千里あるかわからない巨大な魚で、この鯤が変身すると鵬という巨大な鳥になる。何千
里とも知れぬ胴体、翼をひろげて飛び立てば、空は一面、黒雲に覆われたようになる。鯤も鵬も激しく動き回
る動物で、怒涛を逆巻いて泳ぐ鯤の姿、ひとたび羽ばたくと暴風を巻き起こして飛翔する鵬の姿を想い浮か
べると、その雄壮さに心躍るものがあり、その荘厳さに打たれ、その激しさに怖れおののかされるという。

◎エジソンは蓄音機の発明に成功した。この時、彼は質問攻めにあった。「あなたは何故蓄音機を発明できた
のですか?」エジソンは答えた。「私は耳が悪かった。だから、蓄音機を発明できたのです」(音の聞えない者
にとって音を聞くことは何物にも代え難い)・・・ある本より

◎最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけという人はエネルギーを無駄にして
いるにすぎない・・・エジソン

◎首から下で稼げるのは1日数ドルだが、 首から上を働かせれば無限の富を生み出せる・・・エジソン