大好きなのは本当。


一緒にいたかったのも、真実。



それでも、別々の道を選んだあたし達。

後悔は、無い。



――――別れが永遠だとしても、想いは、繋がっていると信じてるから。



どんな事があっても、ね。







           【 運命共同体? 】






落下事件後、最初の再会は。



『ご主人さまぁぁぁぁぁっっ!』



・・・・・紫苑による全力タックルにより祝われた。


「いだだだだだだだっっ痛いって紫苑ーっっ!!!!」

病室に入るなり、まさしく滝のよーに涙を流しながら胸の辺りにすがりつく紫苑。
普段なら笑顔で受け止め頬ずりする所だが、全身打撲状態で身体の節々が痛いあたしにとってはかなりの痛みなのですよ!(切実!)

『ふぇぇぇぇぇ――――――ん!生きてて良かったですぅぅぅぅぅ』

「だから痛いって――――――っっっ!!!少しは加減しろぉぉぉぉっ!!」

ぐりゅぐりゅと感情のまま、容赦なく攻め立てる紫苑。
嬉しさのあまり、抑えが利かないんだろう事は・・・・・まぁ、理解できるし嬉しい。
が。


すげぇ痛い。


痛みまくる身体。
えぐえぐと大泣きする紫苑。

どないせーっちゅーねん! と心の中で絶叫するの背中に、突如として悪寒が走る。
本能の訴えた危険信号。ベッドに映った黒い影に気付く。

上っ!?

痛みを押しのけ、顔を引き締めてそちらを向けば。

―――――逆光を浴び、


―――――――その、短くってあるかないか解らん手足 をバネにし、



―――――――――――まるで、ボールが飛んでくるような(つまりほぼ完璧に丸)シルエットで、





華麗に宙を舞う、天空の姿があった。





――――――っっ!てめー心配させてンじゃねぇぇぇっっっ!!!!!』


「ぅのぉおぁぁあああああああああっっっ!?」


考えるより先に本能的な悲鳴が出た。
叫びながらも身体に染みついた習性が、危険を回避すべく行動を起こす。
紫苑を抱え、痛む筋肉を駆使してベッドに手をつきそれを軸に床へと滑り降りる!



どズうッッ



イヤな重量感溢れる音が、部屋に響く。
恐る恐る振り向いてみれば――――そこには完全くの字に折れたベッドの姿。

あ、あっぶねー!(汗)

折れたベッド、ぐしゃぐしゃになったシーツ。
その中からゆぅらりと立ち上がる天空の姿は、何故かターミ●イターを連想させた。

『てめぇ何避けてんだよ!!』

「フツー避けるわ!生還したとたん舞い戻ってたまるかっ!!

目を吊り上げてベッド(残骸)の中から叫ぶ天空に、力一杯怒鳴り返す。

あたしの身体は鉄を骨格に持つベッドよりも圧倒的にもろいんだよ!
まともに受けたら確実に死ぬっつーの。

「たっく・・・・腰打ったし」

打った腰をさすりながら、よっこらせと立ち上がる。
紫苑は天空に向かって『ご主人さまになんて事するんですかぁ!』と抗議している。
その時。



『―――――



つめたぁ〜く冷え切った声が、後ろから響く。
途端に、部屋の空気が数度下がる。
動きを止めたの頬を、一筋の汗が滑り落ちた。

「あ、あははは・・・・・・・」

自然とこぼれる乾いた笑い。
引きつった笑顔を浮かべつつ、ぎぎぃっとそちらを振り向けば。

完全無表情で据わった目の、あり得ないぐらい恐い白夜がいた。


青ざめるあたし。

無言でこちらを見つめる白夜。


空気さえもが怒りに満ちて、肌を刺すように感じられる。
やがて、白夜はすぅっと息を吸い込み――――――



『――――――こっの大馬鹿者ッッッ!!』



放たれた怒声に、反射的に首をすくめる。
窓のガラスが、ビリビリと震えた。

『何故あんな無茶をしたっ!一歩間違えれば、本当に死んでいたんだぞ!?』

珍しく、感情を顕わにする白夜。
そんな白夜に説教くらうを、天空は面白そうに、紫苑は心配げに見守る。
勿論、しっかり退避済みだ。

「いや、他に方法無かったし・・・・・」

ごにょごにょと、ほとんど呟くような声で言い訳する
そこには、普段のような勢いはない。
かなり心配させた、という事実に対して罪悪感があるだけに、そう強く出られないらしい。

『だからと言って誰が庇ってくれなどと言った!!!』

感情そのままに、荒れた様子で叩きつけられた言葉の内容に、さすがにむっとした表情になる。

「じゃ、あのままの方が良かったっての!?」

『少しは頼れという意味だ!』

「あの状況でどーやって頼れってーのさ!」

狭い室内の中、ほとんど敵対するかの如くに睨み合う。
天空が最終形態であれば頼れたが、今はまだ、空を飛ぶ事はできない。
紫苑は飛ぶ事ができるが・・・・・彼女の翅は、あの速度を耐え抜くには脆すぎた。

唇を尖らせ、勢いそのままに叫ぶ。


「それにあたしはあたしが死んでも、あんた達に生き残って欲しかったんだから!!」


『お前がいないのに生き残っても意味無いだろうがッ!』


に向かって、はっきりと言い切られた台詞に。
彼女は一瞬、目を丸くし―――――――理解した瞬間、見事なぐらいに赤くなった。

『ま、そーゆー事だぜ

『・・・・・・・ご主人さまがいない世界になんて、興味ないですから』

大概の事には動じず楽しむ確信犯☆な彼女にしては珍しい事に、動揺も顕わに、真っ赤な顔で口をぱくぱくさせる。
そんな主人に向かってニヤニヤ笑いながら天空が告げ、まだちょっと涙目の紫苑が続けた。

『――――俺もこいつらも、お前を信頼してる。勝手に、先に死ぬのは許さん』

不機嫌そうに、白夜が締め括る。
身勝手と言えば、かなり身勝手な台詞。


だけど。


「・・・・・・・・・あんた達、馬鹿でしょ」

うつむいて、呟く。
その、とても小さな言葉に――――白夜は、まんざらでもなさそうな笑みを浮かべて。


『それでお前が死なないなら、馬鹿になるのも悪くはないな』

『オレも同意見』


にっと、明るく笑って天空が続け。


『みんな、思ってることは一緒です』


愛らしい笑顔で、紫苑が告げた。




「・・・・・ありがと」


くすぐったいような気分で、心底からの笑みを零す。
普段の悪戯めいた笑顔でも無く、愉しげで不遜な笑顔でも無く。


―――――柔らかで穏やかな・・・・年相応の、照れたような。


その、滅多に見れないような、優しくて儚い笑顔に。

白夜は僅かに顔を赤らめて目をそらし。
天空はこれ以上ないほどに赤くなって照れ。
紫苑は、赤い顔で幸せそうに微笑んだ。


『あ、そうだご主人さま』

「何?」

思い出したように切り出す紫苑に、首を傾げて問う。

『会って欲しい方がいるんです』

「・・・・・誰?」

別れていたのは、ほんの短い間だけだったはず。
紹介するような相手など、いたのだろうか?

眉根を寄せる主に、楽しそうに笑って。


『すぐ、解りますv



 ■   □   ■   □



さわさわと、風が吹く。

実体無き故の軽やかさと、気紛れな激しさで駆け抜ける。
さらさらとなびく銀の髪をそのままに、心地よさそうに目を細める。

海が近いせいだろう。
空気にも風にも、潮の気配が濃く感じられた。
何処か懐かしい―――――生まれる以前の、胎児の記憶を揺さぶるような。

遠く聞こえるのは、潮騒の音だろうか。

それら、周りの構成する音に耳を澄ましながら――――――は、病院の庭で気持ちよさそうに伸びをした。
全身打撲状態なので痛いのは変わらないが・・・・・その程度で行動不能になるほど、ヤワな身体では無い。
見た目が如何にも儚げな所為もあってか、看護婦からは絶対安静を言い渡されてはいるのだが。

「・・・・っあー、体中バキバキ言うなー」

こきゅこきゅと身体を鳴らしながら、妙にオヤジ臭くぼやく。
整然と手入れされた垣根の中を悠然と歩きながらも、集まる視線はしっかり意識の外へと追い出す。
洗濯中の帽子が、これほど恋しいのも久しぶりだ。

唯一の救いは、ここが街中で無い事ぐらいか。


『あ、あそこです!』

前を行っていた紫苑が、ぱっと表情を輝かせてスピードを上げる。
その向かう先にあるのは―――――――

「池?」

『いや、海の一部・・・・と言った方が正しいだろうな。
岩礁の窪みに、海水がたまって出来たらしい。満ち潮になると海と繋がるそうだ』

斜め後方を付いてきていた白夜が、丁寧な説明をくれる。

うん、ありがとう白夜。
でも何でそんな事知ってるんだ?

素朴な疑問が頭を横切る。
アブソルの生息地は、間違っても海辺では無かったはずだが。
誰かに聞いたとしても、誰に聞いたんだろう。
やっぱ、今から会いに行く相手かな。

紫苑の話ではその相手が、海のど真ん中に落っこちたあたしを、岸まで運んでくれたらしい。
みんなの口ぶりからすると、どうもポケモンのようだが。

水系・・・・・やっぱメノクラゲかな、マンタインかな、ギャラドス・・・・は助けてくれるとは考えにくいか。
意外な所でサニーゴとかチョンチーか?


思いつく限りの水ポケを並べ、考えを巡らせる。
そうこうする内に、紫苑の元へと追いついた。その横には、一匹のポケモン。

鋭く突き出た太い牙。
頭部にある、角と思わしき突起。
薄く青みがかった、白く滑らかな皮膚。

海棲生物なのに何故か犬を連想させる、妙に愛嬌のある顔。


―――――――パウワウだ。


『こんにちは、初めまして・・・・・・・と言うべき、でしょうね』

落ち着いた、柔らかい声で挨拶をする。
天空の明るく元気な声とも、白夜の冷徹でハスキーな声とも違う。

とても大人びた、涼やかなテノール。

穏やかそうな、紳士的な奴のようである。
そんなイイ感じの声なパウワウに向かって、軽く片手を挙げて返事を返す。

「ども。助けてくれてありがとさん☆」

『いえ。それにしても、落ちてきたときは驚きましたよ』

「はは、あたしもビックリだったよ」

『要するに、非常識なんですねv

・・・・・今、さり気に毒吐かれたよーな。
結構イイ性格してるかも知れん、と第一印象を早急に訂正する。

『まぁ、そーゆーヤツだし』

横から天空が、笑いながらチャチャを入れた。
何となくムカついたので、天空の頭を軽くはたく。

「あのさ、あたしがどうして助かったのか、教えてもらえないかな?」

何すんだよ!と横からくってかかる天空はシカトして、取り敢えず、一番気になっていた事を聞く。
周りから、微妙に哀れみっぽいものが混じった視線を、少量感じないでも無かったが――――――

それは、周りからはポケモンにぶつぶつ話しかけてる怪しい少女としか見えないというのが現実なだけに、

敢えて黙殺する事にした。









−目撃者:パウワウの話・まとめ−

望みもしない自由落下 をしていた事件当時。
現場ではキングサイズのドククラゲが、日向ぼっこをしていたらしい。
そこにピンポイントで落下してきた

当然ながら大・激・突vを起こし、ドククラゲ共々気絶して漂流していた所を―――――――









「・・・・・助けてもらった、って訳か」

うーん・・・・・我ながら情けないなー・・・・・・・(遠い目)
微妙に涙が出そうな展開です。

でもありがとうドククラゲ。

再会したら殺されるかもな!(笑/←って笑う話じゃ無い)

『けっこー情けねぇ助かり方だよな!』

「お黙り」

半眼で、げらげら笑う天空の額(?)にチョップを入れる。
自分でも理解してても、改めて口に出されると腹が立つんだよ。

『ご主人さま、本当に元気になられて・・・』

心底嬉しそうに、そっと目元を押さえる紫苑。

『見つけた時は、水死体かと思いましたがね』

さらっとグロい事を言うパウワウ。

「ってちょっと待て、水死体かと思われるほどヒドかったのかあたし!?

『ええ、ちょっと触りたくない程』

そんなにか。

発覚してしまった新事実に、水死体っぽい自分が海を漂う姿が脳裏を横切る。
ぷかぷかぷかぷか。
気絶したドククラゲと共に漂流・どっかの岸にたどり着いた時には腐乱死体 か。
あり得たかも知れない(しかもかなりの高確率で)未来。

生きてて良かった・・・・・・・!

心底からその事実に、両手を組んで感謝を捧げる。
ありがとう偶然、いやむしろ必然!!

『―――――――っ!――――――っな、情けねぇ―――っ!』

そんなの横で、転げ回って大爆笑する天空。

・・・・・・・(怒)

取り敢えず、痙攣する程笑いながら近くに転げ回ってきた天空を、


無言のまま、容赦無く蹴り落とした。


『ぅおわっ!?』


ザパンッ!!


短い水音を立てて水の中に突っ込む天空。
ふっ、愚か者。
ごばごばと泡を吐き出しながら、水の中でばたばたともがいているが、一向に浮いてくる気配はない。
それをしばらく見物するとおもむろに顔を上げて水を指さし、助ける気0なパウワウに、

「ねー、ここの水ってやっぱ海水?」

『ええ。真水よりは浮力がありますよ』

「じゃ、こいつが浮かばないのは単に重い所為かー」

『でしょうね』

(一見)ほのぼのとした会話を繰り広げるその近くで、ごぼごぼ立ち上っていた泡が段々少なくなっていく。
それを見ながらおろおろしている、水には潜れない紫苑。
水には潜れるが、面倒なのでやる気が欠片も無い白夜。

やっぱイイ性格だわこいつ。
紳士的な態度とは裏腹に、言動けっこうキツイし。

視線が交差する。
爽やかな笑顔を交わし―――――ただし、両者タイプの違う邪悪さ は隠しきれていなかったが―――――

そのままで、言う。

「一緒に来る気無い?」

結構気に入ったし。
断ってもかまわないと言外に告げて、かなり唐突に、そう提案すれば。

『かまいませんよ、面白そうですし』

あっさりと、そんな返答が返ってきた。



パウワウが仲間になった!(ちゃらりーん)



『ご、ご主人さまぁ・・・・・・』

「どしたの?」

ガッツポーズのままで見れば、何故か半泣き状態の紫苑。
潤んだ瞳が、途方にくれてこちらを見て。

・・・可愛いなァv(悦)

『天空さん・・・・・・・・・・・・・息してないみたい、なんですけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

・・・・・・・おう。そーいや突き落としたままだっけ。

ポン、と手を打ち、改めて水の中を覗き込む。
そこには、真っ青な顔最後の足掻き とばかりに暴れまくる、天空の姿が。
なんつーか、陸に上がったコイキングみたいだなオイ。

『瀕死ですね』

的確に状況を分析してみせるパウワウ。

『意外と長く持ったな』

非情な感想を述べる白夜。



結局、天空が救出されたのは――――――力尽きてからだった。
だって、暴れてる奴を助け出せる程腕力無いし。(ただでさえ重いっつーのに)



 ■   □   ■   □



それから二日後。

病院を退院したは、ポケモンセンターを目指していた。
本来なら、もうしばらく入院しなければいけなかったのだが――――――病院内ではかなり自由を制限された事や、元来の放浪癖もあり、見事に医者を言いくるめて出てきたのであった。
その時の主人曰くの[説得]は、ほとんど詐術だったとは白夜の言。
にとっては必要スキル☆の一言で済む事らしいが。

コンコンと指先でモンスターボールの一つを突き、それに声をかける。

「でさぁ氷月。そのトレーナーってどんな外見だった?」

―――――――“氷月”

それが、がパウワウに付けた名前だ。
外見的にも性格的にも、これ以上ない程ピッタリだと思うね!(笑)

現在の目的は、あたしを病院に運んだ人に礼を言うこと。
運んでもらってなきゃ、今頃浜辺で死体やってた訳だし。
恩と借りはきっちり返す のが基本っ!(←譲れないこだわりらしい)

『濃い茶の髪を腰まで伸ばした、群青色の瞳の少女でしたよ』

の問いに間髪入れず、簡潔に外見特徴を挙げる氷月。

「りょーかい。判断付かなかったら、また頼むわ」

クルクルと、洗濯された帽子を片手で弄ぶ。
久方ぶりの自由を満喫している彼女にとっては、普段はうざったい視線も許容範囲に入るらしい。
―――――そうそう、上機嫌が続くはずが無いのも確かだが。

跳ねるような足取りで、ポケモンセンターの扉をくぐる。
途端に、楽しげな喧噪が耳に入ってくる。

さーて、恩人さんは何処かなー?

センターの中にいるトレーナーの中には、こちらを見て顔を赤くして硬直したり目を皿のようにして注視してきたり、口をポカンと開けている奴もいたが、そこら辺はぶっちぎり無視で視線を走らせる。
えーっと、あれは黒髪だし、あっちは茶髪だけど男だし・・・・・・・お、マーブリングカラー 発・見!

そんな中に―――――は、目的の人物らしい少女を捕捉した。

「お、それっぽいの発見」

茶に近い、赤い髪の少年と話し込んでいる少女。
ちらりと見えた瞳は、黒かと見紛う程に深いディープブルー。
条件とは合うし、彼女だろう。・・・・・多分。

「こんにちは♪」

後ろから歩み寄り、極めて軽く声をかける。
少女と少年は、不審そうな顔でふり返り――――みるみる顔を真っ赤にして硬直した。

うん、素直な反応だ!(笑)
・・・・・って、この子達ってブルーとシルバーじゃん。

一瞬、自分は何でこんなポケスペレギュラーに縁あるんだろ、と言う疑問が頭をかすめる。


「あ、あの・・・何かご用ですか?」

顔を真っ赤にしたまま、おずおずと口を開くブルー。
その姿からはマンガで見たような、嘘と策略が得意な、詐欺師としての彼女は読みとれない。

―――――もっとも自身も似たようなものなので、例え騙されそうになったとしても、引っ掛かるはずもないのだが。

そんな彼女に、悪戯っぽく笑いかける。

「あ、緊張しなくていいよ。お礼言いに来ただけだし♪」

「・・・・・お礼?」

心底不思議そうに、そう呟くブルー。


やべぇ、激可愛いvv


その横で同じように、シルバーが不思議そうな表情をしている。
きつい目つきながらも幼い顔立ちが、その所為でさらに幼く、無防備に見えて。


ねぇ、セットで持ち帰っていい!?

マジ萌えるんだけど!(←誘拐は立派犯罪 です)


それにしても、ポケスペレギュラーは萌え度高いよなぁ。
レッドといいイエローといい、ミョーに心くすぐられるっつーかポイント押さえてるっつーか(←何のポイントだ


・・・・・いつか誰か拉致ろーかな(真顔)


「帽子被れば、分かるかな?」

片手で弄んでいた帽子を、軽く頭に被せる。
いやぁ、やっぱ落ち着くなこれあると!(爽)
その途端、ブルーの顔が驚愕したようなそれに変化して。

「――――――あっ!!」

驚いたように声を上げる。
その姿に、ほんの少しだけ、笑みを深くした。

「こないだはアリガトv



結局の所、シルバー少年は分かっていなかった(笑)

まぁ、萌えたからいいけどね!!(悦)






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犯罪を犯さないよう、祈ってやって下さい(爆)