特定非営利活動法人ぎふ難聴者協会
平成30年度(第6回)定期総会
1 開催日時 平成30年4月22日(日) 13時から15時00分まで
2 開催場所 美濃加茂市生涯学習センター 4階 404号室
3 会員総数及び出席者数
会員総数 73人
出席者数 60人(うち書面評決者0人、評決委任者35名)
4 情報保障 要約筆記、手話通訳(公費派遣)
5 開会 成瀬浩靖(事務局)が13時00分に開会を宣した。
6 理事長あいさつ(代理:副理事長吉田智恵)
7 議長選出:松原誠
8 議事録署名人選任:水口元一・成瀬浩靖
9 議事
(1)第1号議案 平成28年度事業報告
@報告 (協会行事、助成委託事業)吉田春江・(女性部)加藤千津子
(耳マーク)日江井みね子・(防災)成瀬浩靖
A質疑応答
質問1:決算報告において、「要約筆記派遣事業」について予算がゼロなのに事業が行われているのはなぜか。
返答:要約筆記者等の派遣が実際に発生した時点ではじめて事業が成立する、いわゆる出来高払いであるため、その年によりどれだけ利用があるか予測がつかないので、予算を計上することができず、実績として決算に表されるところである。
質問2:監査報告について、理事の業務執行状況についても報告いただきたい。
返答:理事会及び各種行事企画等に参加するなかで、理事の業務執行状況並びに活動状況等を監事の立場でみており、適正に事業が遂行されていることを報告する。また、課題等があれば、次回からはその点についても会員の皆さんに報告するよう留意したい。(平野吉宥監事より)
B採決 賛成多数で承認される。
(2)第2号議案 平成28年度決算報告並びに監査報告
@報告 決算報告:(会計担当)加藤ゆかり
監査報告:(監事)池田幸保・平野吉宥
A質疑応答 とくに質問及び意見等は出なかった。
B採決 賛成多数で承認される。
(3)第3号議案 定款変更について
@報告
成瀬浩靖理事より、今後の便宜を図るために、定款第2条に定める「法人の主たる事務所の所在地」を現行の理事長自宅住所から、当協会事務所の住所に変更したいと提起されました。併せて、事務所の所在地は必ずしも地番まで定める必要はなく、独立の最小行政区画まででも認められることから、変更後の定款の表記は「岐阜県岐阜市」とだけにすることも説明されました。
A質疑応答 とくに質問や意見等は出なかった。
B採決 賛成多数で承認される。
(4)第4号議案 監事の選任について
@報告
平成30年6月30日をもって現任の監事が任期満了になることから、次期監事の選任について、水口元一理事より、先立って、これまで3年間監事を担っていただいた平野吉宥さんが健康上の理由から退任の意向があり、理事会にて協議の結果、本人の意向を尊重して今期限りで退任を承認するとともに、次期監事には、引き続き池田幸保さんと新たに松原誠さんを推薦させていただきたいと諮られました。
A質疑応答 とくに質問や意見等は出なかった。
B採決 賛成多数で承認される。
(5)平成30年度役員体制(報告)
@報告 水口元一理事 (プロフィール役員体制を参照)
A質疑応答 とくに質問や意見等は出なかった。
(6)平成30年度事業計画・予算(報告)
@報告 (協会行事、助成委託事業)大野由美子・(女性部)加藤千津子
(会計担当)加藤ゆかり
A質疑応答
質問1:「学習会」企画だけに絞るのでなく、「聞こえのサポートフェア」も当事者団体として今年度も引き続き開催してほしい。
返答:「学習会」に付随して「聞こえのサポートフェア」企画を計画することも考えられるため、検討していきたい。ただ、企画の規模が大きくなると多くのスタッフが必要であり、会員の力を結集することが不可欠なので、協力いただきたい。
質問2:「人工内耳相談会」の予算について、前年度に予算20万円のところを決算額19万円であったことから、今年度も引き続き20万円の助成がいただける見込みはあるか。
返答:昨年度は体験発表者を当初3名の計画が2名になり、一名分の謝礼が省かれたため決算額19万円となったところであるが、今年度については従来どおり体験発表者3名で実施することを計画しているのに併せて予算額も20万円で計上することを助成元の人工内耳メーカーとも確認済みである。
10 議長解任
11 閉会 吉田知恵副理事長が14時30分に終了を宣した。
(平成26年7月14日 岐阜新聞朝刊)
岐阜市で女性の集い
全日本難聴者・中途失聴者団体連合会女性部東海ブロック主催の「女性の集いinぎふ」が、岐阜市都通の市民福祉活動センターであり、参加者約40人がレクリエーションを通して親睦を深めた。
岐阜、愛知、三重各県と名古屋市でつくる同ブロックには会員約100人が所属。集いは、会員同士の交流と惰報交換を目的に、年1回各支部が持ち回りで開いている。
県レクリエーション協会の渡邉丈展会長が「自分で取り組む健康づくり」と題し、講演した。手遊びの実演と体験もあり、参加者はペアになった相手と向かい合い、互いの人差し指を捕まえるゲームなどを楽しんだ。
小森寿美子さん(57)=山県市=は、「耳が不自由だと、他の人と同時に笑えない。そのため、普段は笑う機会が少ない。きょうはみんなで一緒に笑える機会を作ってもらえて楽しかった」と話していた。 (生駒美江)
向かい合って、手遊びを楽しむ参加者ら
=岐阜市都通、市民福祉活動センター
(平成26年7月5日 中日新聞朝刊)
岐阜のNPO 19日から初の養成講座
NPO法人ぎふ難聴者協会(岐阜市)が19日から、耳が聞こえない人に会話の内容を筆記通訳する要約筆記者の養成講座を初めて開催する。難聴者や中途失聴者のうち、手話が使える人は約1割だけという。講座は、コミュニケーションを支える人材を育てる。 (松野穂波)
要約筆記は、講演会や病院の受診、親睦会などで難聴者や中途失聴者に付き添い、ノートやプロジェクターを使って聞き書きする技術。NPOを通じて活動するには、養成講座を修了し、来年二月にある全国統一要約筆記者認定試験で合格する
ことが原則として必要となる。
県内には百五十人ほどの有資格者がいるが、「週末しか動けない人も多く、常に不足してい る」と水口元一理事(六七)は話す。昨年施行された障害者総合支援法で、より高度な技術を持つ筆記者の養成が都道府県と政令指定都市に義務づけられたことを受け、岐阜市が協会に養成講座の実施を委託した。
講座は十九日から来年一月十七日で、原則毎週土曜日の午後零時半から約四時間開かれる。計八十四時間受講し、難聴者の心理や要約の技術を学ぶ。手書きとパソコンのニコースで、各十五人ずつを募集。岐阜市内に在住か在勤、在学していることが条件。テキスト代三千四百円が必要。
申し込みはファクスかはがきで、ぎふ難聴者協会まで。十一日必着。問い合わせは、同協会=電058(266)0827=へ。
要約筆記を活用しながら会話する水口元一理事ら
=岐阜市若宮町のNPO法人ぎふ難聴者協会で
(平成26年6月26日 岐阜新聞朝刊)
ぎふ難聴者協会が養成講座
聴覚に障害のある人たちに、会話などの内容を簡潔にまとめ、文字化して表示する「要約筆記」の指導者を養成する講習会が、岐阜市都通の市民福祉活動センターで開かれた。約20人が参加し、言葉を速く、正しく伝える技術を学んだ。
NPO法人ぎふ難聴者協会(玉木雅勝会長)が岐阜新聞岐阜放送社会事業団の助成を受けて、開いた。要約筆記は手話の使えない聴覚障害者らに向け、手書きやパソコンの表示などで伝えるが、即時に文字にするためのこつが要る。
講習会は、要約筆記を広めるために指導者を増やすのが目的。全4回のうち、3回目では会話の要約を学んだ。参加者らは、会話の中から不要な言葉を省き、略語や略号に置き換える練習を重ね、意味が間違いなく通じるかを確かめた。
同協会は7月19日から来年1月17日まで同所で、21回にわたる初心者向けの講習会も予定しており、受講生を募集している。土、日曜日の午後O時30分〜同4時40分に開き、参加費は3400円(テキスト代)。申し込みは7月11日までに。問い合わせは同協会、電話058(266)0827。 (生駒美江)
パソコンを使って要約筆記の練習をする受講生ら
=岐阜市都通、市民福祉活動センター
特定非営利活動法人ぎふ難聴者協会は、ボランティア団体として、平成25年度(26年度事業配分)共同募金に「要約筆記による情報保障活動に必要なOHC等機器整備事業」を応募申請しました。その結果、配分決定通知を受けましたので、平成26年4月に共同募金から418,000円の配分金を受けて、次のように機器を購入し整備しましたことを報告します。
・書画カメラ(OHC):エルモ L−121
・プロジェクター:リコー Ipsio PJ WX5360N
・ノートパソコン:パナソニック レッツノートCF−SX3
書画カメラ(OHC)は最新の製品で、軽くて扱いやすく、表示もなめらかです。OHPの代わりとなるだけでなく、紙の資料の提示にも使えます。プロジェクターは大変明瞭で奇麗に表示され、情報保障に役だちます。ノートパソコンは最新のウインドウズ8とオフイスを搭載し、表示機として優秀です。
共同募金(赤い羽根)の浄財の配分を受けて、福祉活動のための機器を購入できたことは大変喜ばしく有り難いことです。大事に使用して活用しましょう。
左から書画カメラ(OHC)、プロジェクター、ノートパソコン
事務所
〒500-8323
岐阜市鹿島町7-15
大洞ビル3F 9
TEL/FAX
058-213-3429