「俺は中には戻らない。………お前が勝つところなんか、見たくないからな」
彼の渇望は歪だ。
ただ強者であれたなら、力だけを総てとして他を切り捨てていただろう。
だからこそ、彼は幸いだ。
力だけでは敵わぬ相手に恵まれたのだから。
「? 見てけばいいのにねー」
「ミュー」
そしてぷーにガラスハートの機微とか分かるはずも無いとゆー(爆)
「でもこれなーにー?」
「神様呼び出すための必須アイテム、って所かな」
舞妓はんファイブをさっくり華麗に連撃で潰し、海鳴りの鈴GETだぜー!(デデーン
こっからフリダヤ君による一切事情を知らぬぷーちゃんへの説明タイムが入る訳ですがまぁ割愛。
真面目な話、『資格がある』からといって『神に挑む』必要も義務も無い訳で。
……好奇心旺盛なお子様で良かったね舞妓はん! 喜び勇んで参加してくれるよ!
VS 海の神 ルギア
銀の魂 / 海津見の巫女
VS 天の神 ホウオウ
金の心 / 天津神の神祇
「フリダヤー! ポケモンリーグいってくるー!」
「え、昨日ルギアと戦ってきたばかりだろ? もう少し休んでからにしたらどうだい」
「へーき! リーグ戻ったらいっしょにカントー行こうね! 今度は二人でだよ、絶対だよ!!」
「分かってるって。じゃ、指切りしようか」
VS神様?勝ちましたが何か(真顔
フリダヤ君、実はカントーまで既に制覇済みだったりします。ジムバッジは16個ー。
当時のぷーはおいてけぼり&先を越された事のダブルコンボで大ブーイング大会を行いました。
同い年でも落ち着きが違うんだからしょうがない。よそはよそ、うちはうち!
「何となく、分かった気がする。……どうしてお前等に勝てないのか」
反発して、見下して、何度も負けて、それでも諦められないで限界になるまで食い付いて。
戦いを通して学んだ事は、それなりに多かった、という事。
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