宗教者としての決意
「宗教者として、宗門が過去に国の戦争に協力したことへの反省が今活かされているかいつも自問しています」とお話になる等光寺住職の小川真理子さん。「今も、教団が国や権力の側に立ち、その動きに迎合しようとしているのではないか心配になる」ともおっしゃいます。 そして、何かおかしいと思ったとき、その都度おかしいといわなければ、気がついたときでは手遅れになるということを、フランスの「茶色の朝」という本を引き合いに強調されました。
裏面につづく
平和グッズも好評
この日の参加者のカンパに感謝しようとオリジナルのマグネットを用意し配布しましたが、好評で多くの方がとても可愛いと追加購入して帰られました。同時に展示した憲法問題の要点を的確に示し平易に解説した本「憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本」(日本評論社刊・高橋哲哉‐斉藤貴男著)を購入された方もありました。そのほかに活動資金としてカンパや賛助金の寄付もあり、この活動が多くのいろんな方に支えられ、充実発展していることが感ぜられました。
「長森・日野9条の会」1年のあゆみ
事務局からこの1年の活動のあゆみについて以下の報告がありました。
2005・9・4 長森・日野9条の会発足のつどい(於長森コミセン・約100人) 記念講演・
「憲法九条と日本の未来」安藤友人弁護士、「私の戦争体験」篠崎喜樹さん、
ピースバンド演奏。発足宣言・会の申し合わせなど決める
10・12 憲法九条トーク&トーク(20人参加)
テーマ「選挙結果と憲法のゆくえ」、篠田暢茂さんの話題提供で話し合い
12・11 第2回トーク&トーク(23人参加)
「自民党新憲法草案の問題点」を学習。問題提起・篠田暢茂さん。
グループにわかれて討論
2006・3・12 日野地域「平和のつどい」(於日野公民館・約30人参加)
「岐阜空襲と憲法」、河野克暢さん(岐阜空襲を記録する会)のお話。
スライド「世界が100人の村だったら」アニメ「芽吹けミヤコよ」上映
5・20 ビデオ「日本国憲法」上映会(主催・岐阜健康友の会、協賛・長森日野九条の会)
6・25 「憲法をめぐる情勢」学習会(約30人)
吉田千秋さん(岐阜大学教授・岐阜九条の会事務局長)から、共謀罪
制定教育基本法改悪、国民投票法案など、憲法をめぐる情勢を学習、
ビデオ「NINE−憲法は訴える」上映
<世話人会・事務局の活動>
以上のほか、大体毎月1度のペースで世話人会または事務局会議を開き、つぎのような
活動をおこなってきました。
ニュース「長森日野九条の会」3号〜6号を発行
インターネットのホームページ「welcome to 長森日野九条の会」を開設、9回更新
リーフ「どうして変えるの? 平和憲法」を10000部購入、地域に配布
活動をささえる財政を確立するため、賛同者の皆さんへ「賛助金のお願い」を送る
今後の取り組みについて
さらに多くの人の力を広く結集し多様な運動を展開できるように、新たに世話人を選出し、
活動の中心的存在として充実発展をはかることが提案されました。
主要課題として次の3つのテーマを挙げて注力していくことが確認されました。
*
学ぶ −−− 学習会、講演会、映像鑑賞会
*
運動する −−− 宣伝活動、署名活動、ビラ配布活動
*
会の維持、拡大 −−− 賛同者を広げる、 世話人会の充実、
募金・賛助金・カンパ募集、グッズの普及
トップにもどる