平成21年の抱負 平成21年1月のテーマ
 明けましておめでとうございます。
 
昨年中は多くの方々にご指導賜りまして本当に有難うございました。開業以来ここまで順調にやってこられましたのも、皆様方のお蔭と深く感謝致しております。
 
昨年は、世界中が大きな経済的打撃を受けた年となりました。日本も例外ではなく、患者様もいろいろなかたちで影響を受けておられます。
 どうしても気分は暗くなりがちですが、こんなときだからこそ健康であることが一層重要になってきます。

 できることならどのような状況になっても、健康で幸せな日々を送ることができるようになって頂きたいと願います。
 そのために貝原益軒は、その著書「養生訓」の中で次のように説いています。
「心を静かにして騒がしくせず、緩やかにしてせまらず、気を和にして荒くせず、言葉を少なくして声を高くせず、高く笑はず、つねに心を喜ばしめて、みだりに怒らず、悲しみを少なくし、かえらざる事をくやまず、過ちあらば一たびはわが身をせめて二度侮ず、只天命をやすんじてうれへず、是心気をやしなふ道なり。」

 「心を平らかにし、気を和かにし、言葉をすくなくし、しづかにす。是徳を養ひ身をやしなふ。其道一なり。多言なると、心さはがしく気あらきとは、徳をそこなひ、身をそこなふ。其害一なり」
 世間がこれだけ暗くなってくると、 現代人の心も暗くなり、それが心身の異常を起こす原因となります。
 今年は、特にこの点を患者様にわかりやすく伝え、どうやって身を守っていくかを説明し、さらに鍼治療を一生懸命させて頂くことで、健康で幸せな日々を送って頂けるように頑張りたいと思います。
 本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。

 
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