色々な問いと、テーマを詰め込みました。
けれど最初から最後まで。これは精一杯足掻き続けた、一人の転生者の物語です。
結末に関して、思うところは色々とあるでしょう。
壊れていった彼女は、決してまっとうな主人公ではありませんでした。
それでも彼女を見捨てる事無く、共に旅路を歩んで下さった皆様に感謝を。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
■ 2019.12.31 完結
◎キャラクターメモ
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人生ルナティック系つるぺた合法ロリ転生者。外見イメージはビスクドール系美少女。
幼少期の過酷な生活は成長を著しく阻害した。味覚はほぼ無い。そして実は第二期時点で痛覚皆無かつ脳のリミッター外れっぱなしになっている。要するに限界が分からない系。とてもやばい。痛覚繋がりで触覚もイカレているが、その欠落を見聞色の覇気で補っていた。めっちゃやばい。
第一期はわりかしまともなようだが実はそうでもない。
スタート時点で神経過敏かつ分裂症気味。三話の頃には苦痛担当とお気楽担当に分裂済み。
それで精神の均衡を保っていたが、第二章の冒頭事件で精神崩壊。
以降の彼女は多重人格者ですら無く、半ば廃人に足を突っ込んだ狂人である。
その人間性は「」という外殻の中に泡沫のように浮かんで消える「かつて人格を構成していた要素」の割合によって変化していた。
22話冒頭で会話していたように見えたのは浮かんで弾ける「思考」の方向性に差異がある為で、極論、一人遊びの脳内思考に過ぎない。理解しにくい設定で申し訳無い。
狂った心に強く残った感情は憎悪だけだったが、タイガーの懇願が転生者という特異な出生のの心を揺らし、復讐者で完結するはずだった彼女に“枷”を与えた。
が人間らしくなったのはタイガーの功績だが、それは同時に船員に対する甘さとなり、急所ともなった。
なお、とエンカウントしてたら某極楽鳥は確実に縊り殺されていた。若様セーフ。
>クイック
縄張り意識バリバリな武闘派海王類。同種内では小柄。
と日々殴り合っていた結果、武装色の覇気を会得した。おい魚類。
語る言葉は持たないが、と出会って以降、その旅路にずっと連れ添ってきた。たぶんツンデレ。
>フィッシャー・タイガー
義理と人情に厚く、常識と良識と自制心を兼ね備えた漢気溢れる魚人のアニキ。
なお、旭船団内では主に「頭領の外付けブレーキ」のあだ名で親しまれていた辺りに彼の苦労が伺える。
に対しては畏怖とか尊敬とか慈愛とか罪悪感とか親心とかいろんな感情を抱いていた。恋愛感情があったかどうかはご想像にお任せします。
ただ言えるのは、タイガーが求めたらに拒否するという発想は無いしわりと何されても良いとは思ってた。ぱっと見完全にロリコンですねありがとうございます。
本編後、各地を巡って弱い人々を助けたり革命軍に手を貸したりとしている。
>ジャブラ
ユダ。ダブルミーニングに皆様綺麗に引っ掛かってくれてとても満足。
戦士と言うよりは暗殺者気質で、本人もその自覚はあり、それ故職業意識が高い。
戦闘に際して感情的になるのは馬鹿馬鹿しいと思っている。挑発するし嘘もつくし割と煽り倒す方だけど、そういうのって乗せられる方が馬鹿ですよねやだー(笑)
の戦闘に心底惚れ込んでいる。幼少期から政府のためにと洗脳教育されてた割にはドライな思考回路で、特に確固たる信念も無かったのが裏切りに繋がった。兄貴分気質で面倒見が良く、細かな所に気が回る。たぶんシイの生活力が皆無すぎたのも裏切りの理由の一つ。
それなりに旭海賊団の面々に情が移っていたりしたが、それに関しての自覚は無かった。
なお、悪魔の実を食べた時期が不明なのでこの作品のジャブラは能力者ではなかったりする。わんわんお!
>マコ
アオザメの魚人。旭海賊団年少組所属のショタ枠かつ元天竜人の奴隷組。怖れを知らない。
なお、マコの名前の語源は、ニュージーランドの先住民族・マオリ族の言葉に由来するアオザメの異名。たぶん名は体を表すタイプになると思われる。きになるひとはぐぐってみてね!
>黄猿
尊い犠牲。正直三大将の中で一番客観的に物事を判断できるが故にヤバいキャラだと思っている。本連載ではその冷徹さと分析力が仇になった。ドンマイ黄猿。
>ガープ中将
ハイパーじじい。とてもつよい。
ぶっちゃけ対決時点での実力は、万全のが挑んで引き分けに持ち込めるカナー? くらいには差がある。ガープさん追い込まれてるように見えたのはがごりごりがっつがっつ容赦なく身を削りながら戦っていたからである。実力差を描写しきれてなかったとは思っている。反省。
片目になったけど特に気にしてないし支障も無い。くれてやったぜ。眼帯似合うと思います。
>ルッチ
何気に存在は感知されていた。原作読む限り、実力(作者イメージ)はガープ>>黄猿>>>>>>ルッチなのでわりとスナック感覚で殺されていた可能性がある。死亡ふらーぐ!
の対応順序によっては死んでたのでまさに「運が良かった」。ひょっとしたらいつかの未来、ルフィではなくリプラとテール翁のコンビと対決する未来もあるかも知れないが定かではない。
>オトヒメ王妃
死亡フラグ地雷原を潜り抜けきって生を勝ち取った御仁。本当におめでとうございます。
希望を掲げる彼女がいる限り、魚人も人魚も、前を向いて歩いていける事でしょう。
>旭海賊団
例え離散しても、掲げた“タイヨウ”の誇りは旭の如く沈む事無し。
行方を晦ませたり、気の合う船員達と海賊として改めて一味を結成したり、革命軍へと身を投じたり、隠遁したりした。いつか頭領が戻ってくると信じて、シャボンティ諸島で潜伏している者も一定数存在する。不定期で襲撃されるヒューマンショップと営業妨害に悩まされる某極楽鳥涙目。ざまぁ。
の影響を受け、原作とは違う人生、違う日々を歩んだ彼等のその後はご想像にお任せします。
>天竜人
滅ぼし尽くせなかった件は極めて遺憾に思っている。
でもめっちゃ数は減った。やったぜ。
>ドリーとブロギー
ある日唐突に姿を消したを心配していたが、追う手段もなくやきもきしていた気のいい巨人達。
その後、島を訪れた人間経由で彼女の活躍が耳に入るたび、我が事のように喜んでいた。
>おかあさん
幸薄儚い系美女。転生者で幼児らしくなかった娘を、それでも愛し抜いた人。
旦那さんは妊娠中に兵士に取られて戦争に出掛けていきました。よくあるよくある。母親に語り聞かされてはいたものの、結果としてにとって父親は無関心枠に落ち着いた。どんまいパッパ。
注がれる屈託ない愛情に、も母を愛していたが、前世との混同もままあった。
求めた母親が今世と前世のどちらを指していたのかはご想像にお任せ。
>泥土の悪魔
ドロドロの実に宿った悪魔。
の狂気が生んだ幻覚だったのか、それとも彼女だから感知できた本物だったのか。
どちらであれ彼女に寄り添い、最期まで力を与え続けた。
その後、この悪魔の実、あるいはその能力者は確認されていない。
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