■ 猛獣使いさんのほーむしっく。−おかしいのです・・・数日、会っていないだけなのに。−



遊んで遊んでからかって。
ふと我に返ってみれば、とってもおなかがすいておりました。
……そういえば、食事前に“少しだけ”遊ぶつもりだったんでしたね。
念が使えない割にはなかなか良い腕でしたし、恐怖する事を知らない狂犬ぶりも、時間を費やす気になった一因でしょう。相方の狼さんは鋭い方のご様子で、戦う前から戦意喪失でしたけど。

上位の相手には歯向かわない。野生としては正しい姿です。
でも遊び甲斐はありませんね。なんとも詰まらない。

まぁ、何にせよ。

「赤頭巾ちゃんが中々愉しませて下さいましたし、――――今日はこのくらいで勘弁して差し上げます」

にこにこにっこり。
身体のあちこちに裂傷と打撲による打ち身と鞭痕を受けてなんと言いましょうかボロ雑巾?ちっくになった赤頭巾ちゃんを狼さんの足元に転がして、わたしは笑っておしまいを告げてみたり。
まるで悪役の捨て台詞なのですよふふふ。三流っぽいのは愉快ですー。
赤頭巾ちゃん?殺してないのですよ重傷ですが。
まだまだ伸びそうだったですし、愉しめたので見逃してあげようふはははは!みたいな。
そもそもわたし快楽殺人者じゃないのですし。戦うのは好きですが。
ちょうど良い暇つぶしの相手になってくれると期待するです。
目が狂犬らしくギラギラしておりますから、きっとリベンジ来てくれるですよ。

赤頭巾ちゃんの方が狼さん。わぁーおぅ。



さてはて、本日のソリドは何味にするですかね。



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中立地帯はこれで二度目ですが、相も変わらずわたしに熱い視線が集まるですよ。
気を抜いてても対処できる確信はあるですが、視線のきしょさの所為でその気にもなれないのです。

一人ですので、まぁ警戒は必要かと妥協。

休みたくなったらまとめて消せば問題なっしんぐ。
しかし女に飢えてるですねホント。

純粋に数が少ないみたいなので当然ぽいですが。
路上で野郎同士の絡みを目撃してしまったのを思い出すですー。

せめて路地裏に連れ込めとばかりにそのまま仕留めたのは記憶にも真新しく。
あさっぱらからサカってる方が悪いのです。隙だらけな自覚皆無。
ブタタグと交換にソリドと水を入手なのです。本日はミートスパゲッティー味で。
おいしくなかったらチョコレート味を食べましょう。
どちらも初体験ー。新しいものを食べるのも楽しみの一つ!
さてどこで落ち着いて食べ、

「っシャル!?」

ちらりと見えた金髪少年の腕を、反射的に掴んでおりました。

どうしてここに!

偶然いたのひょっとして捜して来てくれた!?
だとしたら他にも何人か来てたりとか!?!


一瞬さまざまに考えが頭を駆け巡って――――だけどすぐに、人違いに気付いて手を離す。オーラを纏っていない。
常人を装っているにしても、シャルとは微妙に気配が違う。
驚いた顔で振り向いた少年はシャルとおんなじで女顔な美少年だったけど、まったくの別人だった。
ああ、どうしてシャルだと思ったでしょうか。迂闊にも程があるです。



………みんなに会いたい、なぁ。




 ■ 猛獣使いさんの華麗なる予定−つまりはお仕事ですね!−



シャルにちょっとだけに似てる?なお人とお話したのです。

リンというお名前だと名乗ったです。

テンション高いしシャルより可愛い計ですし女顔度もシャルより高いですしシャルより細いですねうん、やっぱりぜんぜん似てないのですよ。
女は数が少ないそうで非常にびっくりんぐされたたのです。本気で心配されたのです。
わたしって弱く見えるですかねそんなにも。へこむですよ?

しかし仲間と赤の他人を見間違えるなんて、自分の馬鹿さ加減にちょっぴりウツになるのです・・・・・フィンクスやウボォーの同類はいやなのですよー。

流星街時代からの友人で家族で仲間だと言うのにシャルは!
ああシャル・・・・・・・・シャルの童顔女顔さわやか系マッチョ予備軍ぷりが早くも懐かしいのです・・・・・・・!
なんか今にもシャルの怒鳴り声が聞こえてきそうなのですね。アンテナ刺されそうですね。
別にMでもSでもないのですが、今だけはいつもの「誰が童顔女顔だ!」の叫びが聞きたい。
ホームコードは覚えてるですが、ケータイが無いのが惜しまれる。

こないだの殺し合いでぶっ壊れですよおのれゾルディック。

ふぁっくゆー。


どうせなら新しいのが欲しいのですが、どこから盗りましょう。

やっぱりあの悪趣味な仮面のヒス女王様のお城からですかねーあそこぐらいですしありそうなのって。
めぼしいお宝があったらついでにいただいていくと良いカンジですかね!
ふふふふふふ女王様への嫌がらせにあの城の石像ブチ壊していくのも楽しそうなのですよね!
ああ想像したらわくわく☆なのです。連絡取るツイデとしては良い案ですよ。

念がどうにもおかしい状態ですが、何かあってから考えるですねぇ。
何せ現時点では圧倒的に情報が足りないのです(そもそもわたしの怪我はどうしてまったくもって無くなってしまったですか?みらくるすぎなのです)


連絡を取る事で、何らかの進展がある事をご期待するのですよ!