C3m(T)シングルアンプ





 C3mパラプッシュアンプに先行して試作した三結シングルのアンプです。 はじめは弁当箱シャーシにバラックとして 組んだのですが、聞いてみるとなかなかのもので、解体予定を変更し、ついついパンチングメタルや木板で化粧など してしまいました。 アコースティックギターだけなら私の作った過去の本気アンプを凌ぐかもしれません。
 別掲のパラプッシュアンプに書いたいきさつの通り、とあるお店で活躍してくれていましたが、 ほぼ1年間連日12時間運転でしたので、里帰りさせてチェックしてみました。 もともと中古のC3mを挿してありましたが、動作はほとんど変わっておらず、 使用状況を考えるとやっぱりポストチューブ(電話用の高信頼管)いうのは大したものだなと思いました。
 中古のC3mはGmチェック済のを新品の半額(@\1025)で入手したもので、イエローリボンはありませんが、頭に会社名、商標と 管名がプレスされているものです。電源トランスは小学校のとき買ってもらった5球スーパーキットについていたもので、30年選手です。 出力トランスは最近流行の@\850のやつですね。新しく買ったのはケミコン、ロクタルソケットと出力トランス位です。とってもお安く出来上がってます。

 ・正面写真    裏面写真    内部写真
 ・回路図(JPGです。)
 ・入出力特性(Zp=14kΩ 1kHz Rch)   周波数特性(Po=0.5W at 1kHz Rch)
 ・最大無歪出力 0.75W+0.75W(クリッピングポイント) 
 ・NFB なし


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